編集(管理者用) | 差分 | 新規作成 | 一覧 | RSS | FrontPage | 検索 | 更新履歴

結露防止のアイデア - 窓ガラスの結露防止対策

目次

窓ガラスの結露防止対策

窓ガラスの結露防止と断熱を考えていて、ペアガラス化すれば解決することはわかって いるのですが、色々な理由があって無期延期となってしまい、自分で解決する方法を探 っています。

結露の仕組み

空気中に含まれる最大の水蒸気量は決まっていて、温度が下がるほどその量は減ります 。越えた分は水蒸気になれないので、水=水滴となって姿を現します。

ある温度で、ぎりぎり一杯まで水蒸気に成っている状態を飽和していると言い、この 時の湿度が100%です。つまり湿度100%とは相対的な物で、室温25度から10度に下がった 時には同じ量の水蒸気があっても湿度は上がります。逆に、室温10度から25度に上がる と湿度は下がります。

冷たいお茶を入れたグラスや冬の窓ガラスの表面は部屋の空気より冷たいので、部分的 に冷えて飽和してしまい、水滴=結露となってしまうのです。

結露を防ぐ方法

結露防止には水蒸気量と温度差がキーとなります。極端に言えば窓を開放して、部屋 の外と中の温度・湿度が同じになれば結露は起こりません。言い換えれば、いかにし てそのような状態に近づけるかが、結露を防ぐ方法なのです。

生活をしていると、石油ファンヒーター・炊事・植物の蒸散・人の呼吸などで部屋の 水蒸気量はどんどん増えます。これを減らすことは簡単には出来ないので、定期的に 換気することで、空気の入れ換えをし、新鮮な空気を取り込むと同時に、水蒸気量も 調整します。ところが、寒い時期にそれは勇気がいるし、簡単には出来ないし、窓の 結露対策としては万全ではない。窓の内外の温度差がなければ結露は起こらないのだ から、窓の断熱を考えれば結露は相当減らすことが出来るとわかります。

部屋の暖気の50%は窓から逃げると言われていて、暖房効果の向上や省エネにも窓の 断熱は重要なことです。

魔法瓶の構造を考えると、ガラスやステンレスが2重になってその隙間を熱を通さな い真空にすることで保温しています。それを応用したのがペアガラス(=2重ガラス) で、窓の断熱としては効果的ですが費用がかかります。また、窓の内側にもう一つ窓 をつける(=2重窓)ことで比較的短期間の工事でペアガラスの同等の効果を上げる ことも出来ますが、これもある程度費用がかかる。

そこで、これら(2重ガラス・2重窓)と同等の効果を期待するのが、昔からの知恵 と市販グッズなのです。

おばあちゃんの知恵袋

厚手のカーテンをきっちり閉める。レースのカーテンをつけてる方は冬だけ厚手の物 に交換して、カーテンを2重にする。これだけでも結構効果はあります。

市販アイデアグッズの活用

窓の結露に悩む人は多いようで、スプレー式や貼り付け式など各種のグッズが売られ ていますが、費用対効果を考えるとあまりいいものはありません。例えば、荷物の梱 包に使うプチプチが結露防止グッズとして10倍以上の費用で売られていたり、それを 改良したものがあったりするのですが、これは見栄えが悪い。表面張力をなくして水 滴状にならなくするスプレーは、水滴にならないだけで結露自体は防止出来ない。

そんななかで、透明ガラスをスリガラス状にするシートが意外と効果があって、前述 のカーテンとシートで窓ガラス部分の結露は気にならない程度になりました。

ペアガラスの自作

よくあるアルミ製の勝手口の結露がひどく悩んでいたのですが、よく見ると上半分は 薄いガラス1枚、下半分は熱伝導が大きい薄いアルミ板1枚だけで、直に外気に接し ています。これでは結露するはずだし、暖房の熱もかなり逃げてそうです。

ホームセンターでポリプロピレンの透明樹脂板(商品名:PPクラフトシート)を2枚購 入してガラスやアルミ板より一回り大きく裁断。これはアクリル板より安価で加工が しやすい優れものでした。あと、樹脂板のまわりに装飾と補強を兼ねて樹脂製枠を加 工して取り付け、ガラスとアルミ板部分の上下2段に貼り付けました。加工時間は、 採寸と樹脂板裁断10分、樹脂枠加工20分、貼付と調整10分と、前準備を入れても1時 間程度で完成です。

雪が積もってかなり寒い日でも、今までべっしょりだったドアが水滴全くなし、今ま でガラスやアルミ板表面は触れないぐらい冷たかったのですが、樹脂は全然冷たくな らない。断熱効果もかなりあるようです。インターネットで検索しても同様の加工を してる人は見つけられなかったので心配していたのですが、予想以上の効果で大満足 でした。

ドア枠部分の結露対策

ガラス部分は透明樹脂板を使った2重ガラス化で結露が防止出来るのですが、ガラス の下の帯部分(ドアノブが付いてる部分)と建物側になるドアの枠はやはりアルミで出 来ているので外気温をそのまま室内側に伝え、結露してしまいます。これは本来、素 材自体を熱伝導率の低い樹脂製に変更する必要があるのですが、それにはドアの付け 替えの必要がありかなりの出費になります。

そこで考えたのが、金属部分の上に樹脂プレートを貼って直接室内の空気と触れなく してしまうこと。水蒸気を含んだ空気に触れなければ金属の表面は結露はしないはず で、さらに樹脂表面が冷たくならなければ断熱効果と完全な結露防止が出来ると考え たのです。

今回選んだ素材は発泡ポリエチレン板(商品名:ポリプレート)。発泡なので空気を含 み、断熱効果が期待出来る。厚さ2.4mmあるけど非常に軽く、カッターナイフで切れ るので加工もしやすい優れものです。ドア枠にあわせて黒色のものを購入し、12mm幅 や30mm幅に切断してドア枠に貼り付けました。

今回は空気層がなく素材そのものの断熱性に依存するので、ちょっと不安だったので すが、結果は予想以上の効果でした。今までドアの金属部分がびっしょりと結露して 水が垂れていたのですが、風呂上がりの鏡程度に小さい水滴で曇っている程度。触る とひんやりとするものの、金属を直に触ったのとは雲泥の差。これも使えるな・・と 感じました。

リンク

コメントをどうぞ

あなたの名前: