みなさん鍬(クワ)と鋤(スキ)の違いを知ってますか?私はついさっきまで知りませんでした。自分が持っているのが鍬なのか鋤なのかも知りませんでした。(鍬って書いてあるのを買ったので鍬だと感じてはいたのですが・・・)
握る部分が木の棒で、その先に鉄製の刃が付いています。木の棒に対し直角かもう少し閉じる方向に向いているのが鍬です。刃の形状と角度の違いで、根切り鍬とか開墾鍬とか呼ばれているのですが、開墾鍬は売ってなかったので、私は幅20cm×高さ30cm程のフツーの1枚刃と、25cm幅の先端部分がフォークのように3つに分かれた形状の物を使い分けています。
開墾時、まず3枚刃状の方をザックザック突き刺して土をほぐし、次に1枚刃で木の根を切ったり耕したりしています。どちらも振りかぶって、鍬自体の重さを使ってザクっと土に突き刺すのが楽です。土を寄せたりかき混ぜたりするのは1枚刃のほうですが、私はまだ使いこなせていないのでスコップやらレーキも使い分けています。農家の方は鍬1本でなんでもやってしまうようですね。
木の棒の先に、ストレートに鉄製の刃が付いているのが鋤です。オールの様な形をしていて、先端部分は真っ直ぐの1枚刃やスコップ状のものなどがあります。使い方はスコップのように土に突き刺して倒すことで土を耕すのですが、今はほとんど流通してなくて地鎮祭なので使う程度だそうです。
フォークのような形状をしていて、刈り取った草などに突き刺して移動させたりしているのは、そのまま「フォーク」と呼ぶようで、鋤ではありません。
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