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モルタル用接着剤

コメント(0) | 執筆:2007年02月24日 土曜日 02:08 | 分類: 田舎暮らし » 外構DIY | 編集

ブロックの壁の垂直面に普通のモルタルをそのまま塗ると、ポロポロと落ちてしまってうまく塗る事が出来ません。ブロックを積み終えた後には、表面仕上げをして綺麗なカーブを描いた壁になる予定なので、色々あって作業中断している2週間の間、最適な方法を調べようと本やホームセンタやインターネットなどを駆使した結果、色々と勉強が出来たのでここにメモとして記してみます。(まだ試してないので机上論です)

ブロックがモルタルの水分を吸収してしまって水分不足になり、接着強度が低下してしまう

ブロック塀に水を掛けて水分を吸収させておく事が必要なようです。これは、モルタルが水分不足になる事を防ぐだけでなく、水分を伝ってブロックの内部までセメントが浸透して一体化し、強度が増す意味合いもあるようです。逆に、水分不足のままでは一体化せず、乾燥後にポロッと剥がれてしまう原因になるようです。ただし、ブロックの水分がモルタルに移ってシャバシャバになって垂れてしまうので、濡らせば簡単に塗れるって訳でもありません。

普通のモルタルでは重いので落ちやすい

セメントに混合する砂が重いので、落ちやすいようです。その為、「けい砂」と言う通常より細かい砂を使って滑らかにしたり、「ハイモル」(商品名)などの軽い素材を使った配合済みの補修用モルタルを使うとよいようです。けい砂は普通の砂の3倍程度、補修用モルタルは普通のセメントの6倍程度の価格ですから、この経費は結構な負担となってしまいます。出来れば、綺麗なカーブを作る過程の厚塗りは普通のモルタルで施工し、表面仕上げにだけ高価な商品を使いたいです。ただし、それでも「落ちにくい」だけで落ちない訳ではないようです。

プロはどうしてるか

モルタルを練る時、モルタル用の接着剤を混合するようです。一般的に「化学糊」と呼ばれる接着剤を混合する事で、モルタルに粘りと伸びを持たせ、壁面への接着力が増すらしいです。この「化学糊」、ホームセンターのDIYコーナーでは強化剤などの名目で高価な液状の商品が並んでいましたが、プロ用は「化学糊」と書かれた粉が1袋140円弱でありました。試供用の洗濯用粉石けんぐらいの小さな1袋で25kgのセメント袋1つ分ですから、これは経済的です。実はこの「化学糊」の成分は、木工用ボンドと同じなんですね。プロ用の粉状の「化学糊」は粉状木工用ボンド、DIY用の液状の商品は超高価版木工用ボンドって所でしょうか。実際、安価な「化学糊」が入手出来なくても、木工用ボンドで充分に代用出来るらしいです。

さてさて、机上論はここまで。実際の素人施工で、普通のモルタル+化学糊だけで充分壁面に対応出来るのか、高価なハイモル+化学糊が必要なのか・・・は今後の楽しみです。