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生姜・自然薯植え付け

コメント(0) | 執筆:2006年03月26日 日曜日 23:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

やっと春らしくなり、田舎暮らし予定地も暖かくなってきましたが、桜の蕾はまだまだ堅いようです。針の標高は約470mですから、ちょっとした山の気候になるようですね。夏でも日陰だとクーラーがいらないぐらい涼しいですから。

生姜や自然薯は発芽温度が高く、針ではまだ植え付けられないのですが、暖かくなるのを待つと栽培期間が短くて大きく育たないと考え、ポリマルチ栽培にチャレンジする事にしました。ポリマルチに代わる安価な自然資材を探したけど見つからず、「自然に帰らないビニール製品で栽培する」っと言うちょっとポリシーに反した行為です。既に化成肥料も使ってますが、これもポリシーには反してます。本当は、もみ殻クン炭など自然資材のマルチがいいのですが・・・

まず、自然薯の畝を作りました。短形の自然薯ですが、一応(多分)土の下に伸びていくイモなので、少し高めの畝にして畝の上の方に植えるようにします。

次に生姜ですが、生姜は種生姜の上に芽が出て新生姜が出来るので、低い畝に溝を作り、溝に穴を掘って畝の底に植える感じにします。成長と共に土寄せを行い、新生姜を育つ場所を確保するためです。

今回は、自然薯10本と生姜2kgを用意しました。自然薯はそのまま植え、生姜は50〜100gに手で割って植えます。植え付け間隔は共に30cmなので、自然薯は3m、生姜は30個に割ったので9mの畝が必要になります。新しい畝の長さは6mなので2本用意し、自然薯が0.5本、生姜が1.5本としました。写真の左奥が自然薯用の畝です。

ポリマルチは95cm幅の透明を購入しました(200m巻で1200円程)。黒の幅広(120cmぐらい)がよく使われているようですが、透明=地温を上げる、黒=雑草を抑えるのが目的ですから、我が家には透明が向いています。また、中が見えるのも安心です。

畝を覆うようにかけたあと、一緒に買ったT字型の専用の押さえ治具を何カ所かに突き刺して飛ばないようにします。本来は石や土を乗せるだけでいいのですが、ちょっと手抜き・・・プラスチック製で軽いし、随分楽でした。その後、種芋を仮置きして位置を決め、植え付ける位置にカッターで十字に穴を空けながら植えました。

作業が終わった後、近くで建設作業をしていた「元農家」氏が話しかけて来たので伺うと、やはり針では夏野菜の育ちは悪いようで、ポリマルチは必需品だそうです。「昔はタバコを栽培していたけど、霜が降り始めたらたら夜中に大騒ぎして紙を乗せて回ったもんだぁ。」「とにかく芽が出んことにはどないもならんからなぁ」とのことで、元農家のお墨付きを頂いてちょっと嬉しかったです。

本当は完全に自力の自然派菜園を目指したく、開墾も自力、栽培も鶏糞のみ購入して、敷地内で確保した腐葉土と草木灰での栽培をしていましたが、収穫が出来なくては元も子もない。購入した苦土石灰と堆肥で土作りを行い、またポリマルチで地温確保と乾燥防止を行い、収穫の楽しみを感じることが先だと言う考えに変わってきました。その中で、徐々に色々な事にチャレンジして自分スタイルを見つければいいのかなっと思います。

元農家氏も「色々と試してみるといいよ、ビニールを掛けてるのと掛けてないのを作って比べてみるとか、そうしていい方法を見つけたらいいんだ」って言ってくれました。